NTTドコモがStarlink衛星直接通信の免許取得、4月下旬までに開始か
- 2025年11月21日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より衛星と携帯端末の直接通信の無線局免許を取得したことが分かった。
NTT DOCOMOは2025年10月22日付けで2件の携帯移動地球局の無線局免許を包括免許で取得している。
通信の相手方は高度約340kmの軌道に位置するスターリンクシステム人工衛星局、免許人所属の地球局又は携帯移動地球局となる。
そのため、米国(アメリカ)のSpaceXとして事業を行うSpace Exploration Holdingsが運用するStarlinkの人工衛星を活用したDirect To Cellに基づく衛星と携帯端末の直接通信の無線局免許と考えられる。
中心周波数は1件が1942.5MHz、もう1件が1942.5MHzと2132.5MHzである。
それぞれ携帯移動地球局(中継を行うものを除く。)と携帯移動地球局(中継を行うものに限る。)に該当すると思われる。
いずれも帯域幅は5MHz幅となっている。
NTT DOCOMOは衛星と携帯端末の直接通信のサービスリンクで2GHz帯を利用することが分かる。
2GHz帯は20MHz幅*2の割当を受けているが、最も低い5MHz幅*2の範囲を衛星と携帯端末の直接通信で用いる。
運用開始の期限は2026年4月22日に設定しているため、2025年4月下旬までには商用化すると思われる。
スポンサーリンク
