北朝鮮で高麗リンクを展開する逓オ技術合作会社、2024年通期の業績が判明
- 2026年01月02日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮:DPRK)の移動体通信事業者(MNO)であるCHEO Technology JV Company (逓オ技術合作会社)の2024年通期の業績が判明した。
2024年12月31日に終了した12か月間となる2024年通期の売上高は前年同期比5.8%減の5,948万8,000米ドル(約93億3,224万円)、総経費は前年同期比10.5%減の4,470万9,000米ドル(約70億1,377万円)、当期純利益は前年同期比51.0%減の1,477万9,000米ドル(約23億1,847万円)となった。
前年同期比で減収減益を記録したが、黒字は維持している。
CHEO Technology JV Companyの主力事業は携帯通信事業で、koryolink (高麗リンク)の商標を用いて携帯通信事業を行う。
完全に平壌文化語(朝鮮語)の漢字語で表現する高麗網も広範に使い、高麗移動通信や携帯電話番号帯に由来する191の呼称も存在する。
主要都市を中心に第3世代移動通信システム(3G)で携帯通信網を整備しており、第4世代移動通信システム(4G)は導入していない。
他方、唯一の競合他社は地方都市も携帯通信網の整備を進め、4Gの展開を本格化している。
CHEO Technology JV Companyは競争力の低下が業績に影響を与えたと考えられる。
2024年12月31日時点の資産なども判明した。
総資産は前年同期比1.1%増の3億9,628万米ドル(約621億6,682万円)、総負債は前年同期比9.0%減の3,140億4,000万米ドル(約49億2,653万円)、純資産は前年同期比2.1%増の3億6,487万6,000米ドル(約572億4,029万円)となった。
業績などは米ドル(USD)で判明したが、CHEO Technology JV Companyの機能通貨はユーロ(EUR)である。
スポンサーリンク
