楽天シンフォニー、バングラデシュ最大手のGrameenphoneとOpen RAN協業
- 2025年12月13日
- Rakuten-総合
Rakuten Group (楽天グループ)の連結子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)はバングラデシュの移動体通信事業者(MNO)であるGrameenphoneとOpen RANの導入に向けて覚書を締結した。
Rakuten SymphonyとGrameenphoneはバングラデシュでGrameenphoneによるクラウドネイティブなOpen RANの大規模な展開に向けて技術的な検証を行う。
対象の無線方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と第5世代移動通信システム(5G)のNR方式である。
NR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はノンスタンドアローン(NSA)構成が対象となる。
Rakuten Symphonyからは分散装置、集約装置、無線装置、運用支援システム、専門的な知見や技術を提供する。
Grameenphoneは商用の携帯通信網でOpen RANの導入に向けて基地局の場所やコアネットワークを確保するとともに、技術的な検証を推進する。
Rakuten SymphonyはRakuten GroupがRakuten Mobile (楽天モバイル)を通じて完全所有している。
Grameenphoneはバングラデシュの首都・ダッカ市に本社が所在する会社である。
ノルウェーのTelenorの連結子会社で、Telenorによる持分比率は55.8%となっている。
加入件数を基準にバングラデシュで最大手の移動体通信事業者となる。
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