カザフスタンAltelがCDMA2000から4G/GSM系への移行を促進、最大で月額料金を半額に
- 2015年01月24日
- 海外携帯電話
カザフスタンの移動体通信事業者でKazakhtelecom傘下のAltelはCDMA2000方式からGSM系への移行を促進するため、月額料金を大幅に割り引く施策を開始した。
これまでAltelはPathwordやDalacomをブランド名としてCDMA2000 800(BC0)/450(BC5) MHzのサービスを提供していたが、GSM系への移行を進める。
GSM系とはGSM方式およびGSM方式の発展形を含んでおり、AltelのネットワークではFDD-LTE/W-CDMA/GSM方式で利用可能となる。
なお、周波数はFDD-LTE 1800(B3) MHz, W-CDMA 850(B5) MHz, GSM 1800 MHzを使用する。
GSM系のサービスをAltel 4G+GSMとしており、CDMA2000方式の早期のシャットダウンを目指して乗り換え施策に着手した。
乗り換え施策としては、電話番号を変更せずにCDMA2000方式からGSM方式への移行、移行後に特定のプランに限って月額料金を半額に設定、携帯電話を特別価格で提供などが含まれている。
特別料金で提供される携帯電話はフィーチャーフォンがHUAWEI U5130、スマートフォンがHUAWEI Ascend Y220、Lenovo A316i Dual SIM、PRESTIGIO MultiPhone 3405 DUO LTEとなる。
特別料金で提供される携帯電話にLTE方式の通信に対応する端末が1機種のみであることから、LTEサービスの利用を促進するのではなく、GSM系への移行を促進することでCDMA2000方式の巻き取りを加速させる狙いがあると考えられる。
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