台湾大哥大のVoLTEがNCCの試験を通過、VoLTEの提供が可能に
- 2015年06月12日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者であるTaiwan Mobile(台湾大哥大)は国家通訊伝播委員会(NCC)によるVoice over LTE(VoLTE)の試験を通過したと発表した。
これにより、規則上はTaiwan MobileがVoLTEによる商用サービスを開始できるようになった。
実際には対応端末を用いた内部の試験などを実施してから、正式にVoLTEによる音声通話サービスを提供することになる見通し。
VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現し、高音質な音声通話や高速な発着信が期待できる。
なお、Taiwan MobileによるLTEサービスはFDD-LTE 1800(B3)/700(B28) MHzを使用しており、CA_3-28の組み合わせによるキャリアアグリゲーションも導入済みである。
台湾でキャリアアグリゲーションとVoLTEの両技術を商用サービスで導入する最初の移動体通信事業者となる可能性もある。
VoLTEの商用サービスはAmbit Microsystems(國碁電子)が台湾で最初に導入している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。