中国電信がLTE Cat.6のキャリアアグリゲーションを8月1日に開始、天翼4G+として展開
- 2015年07月04日
- 海外携帯電話
中国の移動体通信事業者であるChina Telecom(中国電信)はLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを2015年8月1日より中国の一部都市で商用化すると発表した。
キャリアアグリゲーションによるサービスは天翼 4G+として展開する。
現在はFDD-LTE方式で下り最大150Mbps、TD-LTE方式で下り最大100Mbpsで提供しているが、キャリアアグリゲーションによって下り最大300Mbpsまで高速化できるとアピールしている。
特定の組み合わせのキャリアアグリゲーションやLTE UE Category 6に対応した端末で天翼4G+を利用可能となる。
2015年7月より天翼4G+に対応したスマートフォンの販売を開始し、2015年10月には1,000元ほどの天翼4G+に対応したスマートフォンを投入する計画とのことである。
2016年には80機種以上の天翼4G+に対応したスマートフォンを販売する計画も明らかにしている。
天翼4G+に対応したスマートフォンを開発するメーカーも明らかにされており、米国のApple、中国のShenzhen Gionee Communication Equipment(深圳市金立通信設備)、中国のQingdao Hisense Communication(青島海信通信)、韓国のLG Electronics、Lenovo(聯想)傘下で米国のMotorola Mobility、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)、韓国のSamsung Electronics、中国のHuizhou TCL Mobile Communication(恵州TCL移動通信)、Guangdong BBK Electronic Industry(広東歩歩高電子工業)傘下で中国のvivo Mobile Communication(維沃移動通信)、Coolpad(酷派)ブランドを展開するYulong Computer Telecommunication Scientific(宇龍計算機通信科技)、中国のZTE(中興)、ZTE(中興)傘下でnubia(努比亞)ブランドを展開する中国のShenzhen ZTE Mobile Telecom(深圳市中興移動通信)が天翼4G+に対応したスマートフォンを投入することが決まっている。
中国でキャリアアグリゲーションを導入する移動体通信事業者はChina Mobile(中国移動)に続いて2社目となる。
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