ヤマダ電機のEveryPhoneはCoship X1-WIN10がベース、防水防塵は基準を満たせなかった可能性
- 2015年11月30日
- Windows関連
ヤマダ電機が販売を開始したスマートフォン「EveryPhone」は中国のCoship Mobile Technology製「Coship X1-WIN10」がベースとなることが分かった。
モバイルネットワークの対応周波数を除く基本的なスペックはEveryPhoneとCoship X1-WIN10で共通となっており、筐体サイズも一致している。
Coship X1-WIN10をベースとして日本向けに対応周波数を変更したと考えられる。
筐体は厚さが約6.9mmと薄型に仕上げられており、2015年11月の時点ではOSにWindows 10 Mobileを採用したスマートフォンとしては世界最薄となる。
Coship Mobile TechnologyはEveryPhoneのベースがCoship X1-WIN10であることを認めており、FacebookではCoship Mobile Technologyの公式アカウントを通じてWindows 10 Mobileを採用した世界最薄のスマートフォンとしてEveryPhoneを紹介している。
Coship X1-WIN10は2015年3月に公開されたCoship X1をベースとしており、Coship X1はOSがWindows Phone 8.1とAndroidから選択可能であったが、Coship X1-WIN10はWindows 10 Mobileを採用している。
ハードウェア面の基本的なスペックはCoship X1とCoship X1-WIN10で共通となっており、大きな変更点はOSのアップグレードのみと思われる。
ただ、Coship X1はIP67に準拠した防水や防塵に対応すると案内していたが、Coship X1-WIN10やEveryPhoneは防水や防塵に非対応となる。
EveryPhoneのMicro USB端子にはキャップを備えていることからも、当初は防水や防塵に対応する計画で開発していたが、最終的には基準を満たせずに対応を断念した可能性がある。
Coship Mobile – Coship X1-WIN10
Facebook – Coship Mobile
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