フランスのOrangeがリベリアの携帯電話事業者Cellcomを買収することで合意
- 2016年01月12日
- 海外携帯電話
フランスの移動体通信事業者であるOrangeとリベリアの移動体通信事業者であるCellcom Telecommunicationsは、OrangeがCellcom Telecommunicationsを買収することで合意したと発表した。
Orangeは同社のコートジボワール子会社であるOrange Cote d’Ivoireを通じてCellcom Telecommunicationsの株式100%を取得する計画である。
Orange Cote d’Ivoireへの出資比率はOrangeが85%、SIFCOMが15%であるため、Orange Cote d’IvoireがCellcom Telecommunicationsの買収を完了すればOrangeはOrange Cote d’Ivoireを通じてCellcom Telecommunicationsの株式85%を保有することになる。
リベリアは人口が430万人以上の国で携帯電話普及率は約66%となっているが、携帯電話普及率は近隣諸国よりも低い状態にある。
ただ、リベリアの携帯電話市場は今後数年間に大きく成長する見込みで、Orangeは可能性を秘めている市場と評価している。
Orangeはリベリアの携帯電話市場に参入することで、リベリアの顧客へのサービスを向上するとともにリベリアの経済成長に貢献し、またアフリカ各国で移動体通信事業を手掛けるOrangeはアフリカにおけるポジションを高めるとのことである。
なお、Orange Cote d’IvoireによるCellcom Telecommunicationsの買収は関連当局による承認の対象となっている。
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