台湾之星がLTE対応プリペイドSIMカードとなる4G台湾卡を発売、台湾全社のLTEをプリペイドで利用可能に
- 2016年01月12日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者であるTaiwan Star Telecom(台湾之星電信)はLTEサービスを利用可能なプリペイドSIMカード「4G台湾卡」の販売を開始した。
訪台旅行者をメインターゲットとしており、台湾桃園国際空港(TPE)の第1ターミナルおよび第2ターミナルにおけるTaiwan Star Telecomのブースのみで取り扱っている。
プランは4G-3日通、4G-5日通、4G-7日通、4G-10日通の4種類を用意しており、台湾内におけるデータ通信は無制限となっている。
4G-3日通は販売価格が250台湾ドル(約880円)、有効期間が3日間、初期残高が100台湾ドル分、4G-5日通は販売価格が250台湾ドル(約880円)、有効期間が5日間、初期残高が50台湾ドル分、4G-7日通は販売価格が450台湾ドル(約1,600円)、有効期間が7日間、初期残高が120台湾ドル分、4G-10日通は販売価格が450台湾ドル(約1,600円)、有効期間が10日間、初期残高が100台湾ドル分となっている。
購入可能な年齢は国籍が中国本土、香港特別行政区、マカオ特別行政区であれば満18歳以上、その他の外国人は満20歳以上としている。
LTEサービスを利用可能であることが大きな特徴となっており、周波数および帯域幅はFDD-LTE方式の900MHz帯(Band 8)で10MHz幅*2となる。
将来的にはFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)の20MHz幅*2も利用を開始する予定で、CA_7-8の組み合わせのキャリアアグリゲーションを導入して下り最大225Mbpsに高速化する計画も明らかにしている。
台湾の移動体通信事業者としてはTaiwan Mobile(台湾大哥大)、Asia Pacific Telecom(亞太電信)、Far Eastone Telecommunications(遠傳電信)、Chunghwa Telecom(中華電信)がLTEサービスを利用可能なプリペイドSIMカードをすでに提供しており、Taiwan Star Telecomも提供を開始したことで現存する台湾の移動体通信事業者は全社がプリペイドSIMカードでLTEサービスを利用可能としたことになる。
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