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ミャンマーの携帯電話事業者MPTが900MHz帯を3Gに転用、3Gの提供エリアを大幅に拡大



ミャンマー(ビルマ)最大手の移動体通信事業者であるMyanma Posts and Telecommunications (ミャンマー国営郵便・電気通信事業体:MPT)は900MHz帯の周波数を2Gとして展開するGSM方式から3Gとして展開するW-CDMA方式に転用していることを発表した。

GSM系の通信方式では2015年12月の時点で2.1GHz帯はW-CDMA方式、900MHz帯はGSM方式のみで提供しているが、2016年2月には2.1GHz帯はW-CDMA方式、900MHz帯はW-CDMA方式およびGSM方式で提供しており、900MHz帯の一部をGSM方式からW-CDMA方式に転用している。

900MHz帯のように低い周波数は提供エリアの拡大に有利であり、900MHz帯をW-CDMA方式に転用することでW-CDMA方式の提供エリアを大幅に拡大することになる。

W-CDMA方式の人口カバー率は2015年12月の時点で60%としていたが、2016年2月上旬の段階で90%を超えており、2016年3月末までに95%とする計画も明らかにしている。

なお、パケット通信はHSPA+方式を導入しており、2.1GHz帯では下り最大42.2Mbpsであるが、900MHz帯でも下り最大21.1Mbpsでデータ通信の利用が可能となる。

MPT

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