サウジアラビアの携帯電話事業者3社が基地局管理の合弁会社を設立か
- 2016年02月11日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの移動体通信事業者であるSaudi Telecom Company (STC)、EtisalatブランドのEtihad Etisalat Company、ZainブランドのMTC Saudi Arabiaの3社は基地局設備の管理を行うための合弁会社を設立することについて交渉していることが分かった。
合弁会社を設立して基地局設備を合弁会社の資産として運用し、また基地局設備を移動体通信事業者3社で共有することで、各移動体通信事業者は設備投資や運用コストを削減できるとしている。
これと近い取り組みは中国で実施されており、中国の移動体通信事業者であるChina Mobile Communication(中国移動通信)、China United Network Communications(中国聯合網絡通信)、China Telecom(中国電信)の基地局設備をChina Tower(中国鉄塔)が取得し、China Towerが一括で管理を手掛けることで運用の効率化を図っている。
なお、China Towerには移動体通信事業者3社のほかにChina Reform(中国国新)が出資しており、サウジアラビアの移動体通信事業者は中国と近い仕組みで基地局設備の管理を検討している可能性がある。
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