台湾でFoxconn傘下の携帯電話事業者Asia Pacific TelecomがNextbit Robinを発売へ
- 2016年05月20日
- Android関連
Foxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下で台湾の移動体通信事業者であるAsia Pacific Telecom (亞太電信)はNextbit Systemsのスマートフォン「Nextbit Robin」を発売することを明らかにした。
台湾ではPChome24H購物を通じてオンラインでNextbit Robinを販売しているが、具体的な発売日は公表していないもののAsia Pacific Telecomも近く発売する予定としている。
Nextbit RobinはOSにAndroid 6.0.x Marshmallow Versionを採用したスマートフォンである。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 808 (MSM8992)で、CPUはヘキサコアとなる。
ディスプレイは約5.2インチFHD(1080*1920)IPS液晶を搭載する。
カメラはリアに約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアにはカメラ用のデュアルカラーLEDフラッシュを配置している。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B20)/700(B12/B17/B28) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用可能で、Asia Pacific Telecomが提供するGt VoLTEを利用できる。
Bluetooth 4.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は32GBとなり、100GBのオンラインストレージを提供する。
電池パックは内蔵式で、容量は2680mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
電源キーには指紋認証センサを内蔵しており、セキュリティ性能を高めている。
フロントにはデュアルステレオスピーカを搭載している。
カラーバリエーションは晴空藍と夜空黒の2色展開である。
ハードウェアの開発や製造はFoxconn Technology Groupの子会社であるFIH Mobile (富智康集団)が手掛ける。
PChome24H購物における価格は9,990台湾ドル(約34,000円)に設定されており、Asia Pacific Telecomも同等の価格に設定すると思われる。
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