香港OFCA、4G/3G/2G+PHSマルチモード機の国際ローミング利用は取締対象外と回答
- 2016年08月08日
- 海外携帯電話
香港特別行政区の政府機関で電気通信事業などを管轄するOffice of the Communications Authority (通訊事務管理局弁公室:以下、OFCA)は2016年5月10日以降、PHS端末の持ち込みおよび利用を禁止している。
日本ではPHS方式に加えてAXGP(TD-LTE)方式、W-CDMA方式、GSM方式のいずれかまたは全方式に対応した端末(以下、マルチモード端末)が販売されていたが、マルチモード端末は香港特別行政区でW-CDMA方式またはGSM方式による国際ローミングを利用できる。
2016年8月3日には複数のメディアが規制緩和により日本人が国際ローミングの利用を目的としてマルチモード端末を持ち込みおよび利用する場合は取締対象外と報じたものの、記事が一斉に削除されている。
この件についてOFCAに回答を求めたところ、この内容は正確であり、日本人がマルチモード端末を国際ローミングで利用する場合はPHS規制の影響を受けないとの回答を得た。
なお、OFCAのウェブサイトにはマルチモード端末に関する記述はなく、OFCAの担当部署と調整するとのことである。
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