中国民用航空局、航空機でGalaxy Note7の使用や貨物輸送の禁止を発表
- 2016年09月15日
- Android関連
中国の政府機関で民間航空関連業務を手掛ける中国民用航空局(Civil Aviation Administration of China:CAAC)は航空機内で韓国のSamsung Electronicsが開発したスマートフォン「Samsung Galaxy Note7」の使用禁止などを発表した。
具体的には、中国民用航空局は中国の航空会社を利用する旅客が航空機内でSamsung Galaxy Note7を使用および充電すること、また受託手荷物として積み込むことを禁止し、中国民用航空局の決定を旅客に周知するよう中国の航空会社に要請している。
また、Samsung Galaxy Note7を貨物輸送することも禁じた。
中国民用航空局が規定する民用航空危険品運輸管理規定および国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization:ICAO)が規定する危険物の航空安全輸送において、製造業者より異常な発熱や発火の危険性があると欠陥が認められたリチウム電池やそれを含む製品の輸送は禁止すると定められており、中国民用航空局はこれらの規則に従った判断と説明している。
なお、中国民用航空局の発表前より、中国の航空会社であるBeijing Capital Airlines (北京首都航空)やHainan Airlines (海南航空)およびその子会社は自主的にSamsung Galaxy Note7の使用禁止などの措置を講じていることも明らかにされている。
当初は中国向けのSamsung Galaxy Note7はリコールの対象外と発表していたが、2016年9月14日に一部の個体がリコールの対象であることを発表した。
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