中国でリコール対象外の個体とされているGalaxy Note7が爆発

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中国で韓国のSamsung Electronicsが開発したスマートフォン「Samsung Galaxy Note7 (SM-N9300)」が爆発したことが中国メディアの報道で分かった。

爆発したSamsung Galaxy Note7の実機画像が公開されており、これまでに爆発したSamsung Galaxy Note7と同様に、前面から見て左側が大きく損傷していることが分かる。

爆発時は充電中ではなく、突然ディスプレイが黒くなり、爆発したと伝えられている。

世界各地でSamsung Galaxy Note7が相次いで爆発したことを受けて、Samsung Electronicsは世界的にSamsung Galaxy Note7の販売停止とリコールを決めた。

当初は中国向けのSamsung Galaxy Note7はリコールの対象外で安全に利用できると発表して販売も継続していたが、後から中国の政府機関である国家質量監督検験検疫総局(General Administration of Quality Supervision, Inspection and Quarantine of the People’s Republic of China：AQSIQ)を通じて一部の個体がリコールの対象であることを発表した。

リコールの対象は2016年7月20日から2016年8月5日に製造された1,858台で、これは中国におけるSamsung Galaxy Note7の発売日である2016年9月1日より前に受け渡しを完了した個体に該当するという。

しかし、爆発したSamsung Galaxy Note7はリコールの対象と案内された個体には該当せず、IMEIが記載されたラベルまで公開されており、実際にSamsung Electronicsの中国向けサポートサイトで確認してみたところ、2016年9月3日に購入された中国版であり、確かにリコールの対象外であることが分かる。

IT之家

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