SoftBankがコンパクトな衛星電話SoftBank 501THを発表
- 2016年10月12日
- SoftBank-Thuraya
SoftBankはThuraya Telecommunications Company製の衛星端末「SoftBank 501TH」を発表した。
コンパクトで軽量なサイズに仕上げられた衛星電話である。
ディスプレイは約2.4インチQVGA(240*320)液晶を搭載している。
通信方式は衛星となり、通信速度は下り最大60kbps/上り最大15kbpsである。
IP55に準拠した防水性能や防塵性能に加えて、IK05に準拠した耐衝撃保護性能を有しており、山や海など様々なシーンで利用可能としている。
緊急時にあらかじめ指定した宛先に音声通話の発信やSMSの送信が可能なSMSボタンを搭載する。
警察、消防、救急、海上保安庁のような緊急機関に国番号なしで発信が可能で、メニュー画面や電話帳登録、SMS作成は日本語に対応する。
なお、消防と救急への発信は東京都内でのみ利用できる。
アラブ首長国連邦(UAE)を拠点とするThuraya Telecommunications Companyが提供する衛星通信設備を利用して通信するため、災害時やインフラ整備が遅れている外国において、一般的な携帯電話が圏外となる状況でも衛星回線で通信することが可能である。
サービスの提供エリアは北南米など一部の国と地域を除く全世界としているが、衛星電話の持ち込みを制限している国と地域でも原則として利用不可である。
また、電波天文台が使用する電波との干渉回避に伴い、非常時を除いて衛星電話の利用を制限するエリアがあるとしている。
屋内で利用する場合は外部アンテナキットが必要になるとのことである。
カラーバリエーションはブラックの1色展開となる。
2017年1月中旬以降に販売を開始する。
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