NTTドコモとDeNAが5Gを活用した自動運転車両の遠隔管制で実証実験を実施
- 2016年11月11日
- docomo-総合
NTT DOCOMOはDeNAと自動運転車両の遠隔管制における第5世代移動通信システム(5G)の活用に向けて、両社共同で実証実験を進めることで合意したと発表した。
NTT DOCOMOは5Gなどを活用して自動車とあらゆるモノをつなげる通信の研究開発を進めており、一方でDeNAは様々な領域でインターネットビジネスに挑戦してきた強みを活かして自動運転技術や最先端のインフラなどを組み合わせたモビリティサービスプロバイダとしてエンドユーザにサービスを届ける事業に取り組んでおり、両社のノウハウを組み合わせて実証実験を進める。
実証実験の目的は運転手のいない自動運転車両の遠隔管制において、超高速、大容量通信、低遅延、超多数の端末接続を実現する5Gの活用としている。
まずは遠隔地にいるオペレータと自動運転車両の間を5Gの無線技術でつなぎ、走行中の自動運転車両周辺の高精細映像を自動運転車両に設置したカメラを通じて取得し、5Gの無線技術を用いて伝送する実験から開始するという。
なお、実証実験における最初の実験となるDeNAの無人運転バスであるRobot Shuttleに搭載したカメラを通じて取得した映像を5Gの無線技術で伝送するデモンストレーションを横須賀リサーチパーク(YRP)内のDOCOMO R&D Center (YRP)で2016年11月17日から2016年11月18日まで開催するDOCOMO R&D Open House 2016で披露する予定である。
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