SHARPが中国事業の統轄子会社として夏普科技(深圳)を鴻海の中国拠点内に設立へ
- 2016年11月25日
- その他モバイル端末
台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)の子会社であるSHARPは同社の中国事業を統轄する新たな子会社を設立することで決定したと発表した。
SHARPの中国事業は商品開発、販売、研究開発など事業ごとに拠点を配置する体制であるが、中国の全事業を統轄する新たな子会社を設立し、新会社を核として再編することで業務効率の向上を狙い、中国で幅広く事業展開するHon Hai Precision Industryグループとの相乗効果も発揮させる計画という。
また、SHARPの経営資源の集中、Hon Hai Precision Industryグループの経営資源の活用などにより、中国事業の拡大を図るとしている。
新会社の社名は英文名称(仮称)がSharp Universal Technology (SZ) Co., Ltd、中文名称(仮称)が夏普科技(深圳)有限公司となる。
事業内容は電気電子機器、通信機器、応用機器全般、電子部品の製造、開発、販売など、資本金は1億人民元(約16億3,530万円)、設立年月日(予定)は2017年1月3日、出資者および出資比率はSHARPが全額出資である。
SHARPは新会社に役員を派遣し、新会社と製品などの売買や開発などの委託などの取引を行う予定としている。
所在地は下記の通りで、Hon Hai Precision Industryグループの中国における主要拠点内となる。
中国広東省深圳市龍華新区東環二路富士康科技園区A2棟
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