GoogleがHTCのスマホ事業の買収を検討か、台湾メディアが報道
- 2017年09月07日
- Android関連
米国のGoogleは台湾のHTC (宏達国際電子)からスマートフォン事業の買収を検討していることが分かった。
台湾メディアの報道によると、GoogleとHTCはスマートフォン事業の売買に関して交渉を進めており、すでに交渉は最終段階にあるという。
GoogleはHTCの全事業ではなく、スマートフォン事業のうち研究開発部門のみの買収を検討中で、2017年中に合意に達する可能性があると伝えられている。
HTCはスマートフォン事業の不振が影響して赤字を垂れ流しており、これまでに何度も全社もしくは一部事業を売却する可能性が報じられていた。
一方、GoogleによるPixelシリーズのスマートフォンの展開からも分かるように、ハードウェアやソフトウェアの統合を強めるうえでハードウェアへの投資を必要としており、そこでHTCからスマートフォン事業の取得を検討している模様である。
過去にGoogleは米国のMotorola Mobilityを買収し、後に中国のLenovo (聯想)にMotorola Mobilityを売却したが、Motorola Mobilityを取得時とは状況が異なるとされている。
なお、GoogleとHTCはPixelシリーズのスマートフォンで提携しており、Google PixelおよびGoogle Pixel XLの製造はHTCが担当した。
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