T-Mobile USとSprintの統合で大筋合意、早ければ10月中に発表へ
- 2017年10月14日
- SoftBank-総合
米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USとSprintの統合に向けてT-Mobile USの親会社であるドイツのDeutsche Telekom (DT)とSprintの親会社である日本のSoftBank Group (SBG)が交渉を重ねていることが分かっているが、日本経済新聞の報道によるとDeutsche TelekomとSoftBank GroupはT-Mobile USとSprintを経営統合させる方向で大筋合意したという。
早ければ、2017年10月中にもT-Mobile USとSprintの統合を正式に発表するとのことである。
Deutsche TelekomとSoftBank Groupは統合後の新会社への出資比率や統合条件などを詰める見通しと伝えられている。
T-Mobile USとSprintの統合に関しては、Deutsche TelekomとSoftBank Groupが最終合意に達しても取引完了には米国の関連当局による承認が必要で、関連当局による承認が得られなければ統合は実現しない。
2014年にもT-Mobile USとSprintの統合を検討したが、寡占化を懸念したオバマ政権下では承認の取得が困難と判断し、T-Mobile USとSprintの統合を断念したことがある。
トランプ政権下ではオバマ政権下の政策とは異なり規制緩和に前向きであるため、再びT-Mobile USとSprintの統合に向けて動いている。
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