NTTドコモと華為技術が4.5GHz帯で世界初の5G URLLC屋外実験に成功
- 2017年11月04日
- docomo-HUAWEI
NTT DOCOMOと中国のHuawei Technologies (華為技術)は第5世代移動通信システム(5G)の高信頼低遅延通信(Ultra-Reliable and Low Latency Communications:URLLC)に焦点を当てた屋外実証実験を実施したと発表した。
神奈川県横浜市みなとみらい21地区にて4.5GHz帯の周波数を用いて5GのURLLCに焦点を当てた屋外実証実験を実施した結果、3GPPおよび国際電気通信連合 無線通信部門(ITU-R)が5Gの技術性能要件として定める99.999%以上のパケットデータ送信成功率の「高信頼」と、無線区間1ミリ秒以下の「低遅延」を同時に満たすことに成功したという。
5GのURLLCに焦点を当てた屋外実証実験で高信頼と低遅延の技術性能要件を同時に満たした事例は世界で初めてとアピールしている。
これまで、NTT DOCOMOは低遅延の実現に注力していたが、初めて高信頼の実験を同時に実施し、URLLCを満たすために必要な条件を達成したとのことである。
NTT DOCOMOおよびHuawei Technologiesは引き続き5Gの標準化を推進し、2020年の5Gの商用化に向けて取り組むと表明している。
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