KDDIなどが沖縄で多言語音声翻訳システムの社会実証を開始
- 2017年11月17日
- KDDI-総合
KDDI、KDDI Research (KDDI総合研究所)、Okinawa Cellular Telephone、一般社団法人 沖縄県ハイヤー・タクシー協会は沖縄県のタクシーで多言語音声翻訳システムの社会実証を開始すると発表した。
2017年11月16日より沖縄県のタクシーで多言語音声翻訳システムを活用した訪日外国人向けの社会実証を実施する。
沖縄県の外国人観光客は航空路線の拡充やクルーズ船寄港の増加などを受けて、2017年度上半期に前年同期比約21%増で過去最高の約150万人に達し、乗務員と外国人観光客のタクシー内における円滑な意思疎通に対する需要が高まっているという。
KDDIとKDDI Researchは多言語音声翻訳システムを沖縄県のタクシーに搭載することで、乗務員と訪日観光客のタクシー内における円滑な意思疎通を実現し、空港や港から観光地などまでの道中に乗務員が多言語音声翻訳システムを活用して沖縄県の魅力を案内することも可能とのことである。
また、GPSを用いて現在地の固有名詞に適した地名の翻訳を行う機能を追加し、沖縄県特有の地名も円滑に翻訳できるという。
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