豪州で第4の携帯電話事業者となるTPG Telecomが1.8GHz帯を追加取得

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豪州のTPG Telecomは1.8GHz帯の追加取得に成功したことが分かった。

豪州の政府機関で電気通信分野などを管轄するAustralian Communications and Media Authority (ACMA)は移動体通信向けの周波数オークションを実施し、TPG Telecomなどが入札に参加していた。

周波数オークションの結果、マッカイでは1775.0～1785.0 MHzおよび1870.0～1880.0 MHzの10MHz幅*2を1,360,000豪ドル(約1億1,728万円)、タスマニアでは1750.0～1755.0 MHzおよび1845.0～1850.0 MHzの5MHz幅*2を970,000豪ドル(約8,365万円)で落札した。

したがって、TPG Telecomは1.8GHz帯のみをマッカイで10MHz幅*2、タスマニアで5MHz幅*2を取得したことになり、落札総額は2,330,000豪ドル(約2億14万円)に達する。

1.8GHz帯はFDD-LTE方式のBand 3で利用できる。

TPG Telecomは仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯電話サービスを提供しているが、移動体通信事業者(MNO)として豪州で第4の携帯電話事業者となる計画で、2018年半ばまでに主要都市でネットワークの構築を開始する予定である。

TPG Telecom