FREETEL FTU18A00をCricket Waveとして米AT&T傘下のCricket Wirelessに投入へ
- 2018年01月30日
- Android関連
Plus One Marketing製のFDD-LTE/W-CDMA/GSM端末「FTU18A00」が2018年1月29日付けで連邦通信委員会 (Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDは2AG5L-FTU18A00。
モバイルネットワークはFDD-LTE 2300(B30)/1900(B2)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B12) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11 b/g/nに対応し、2.4GHz帯のみ利用できる。
FTU18A00は未発表端末の型番(モデル番号)である。
ペットネームはCricket Waveとなることが判明している。
米国のAT&Tの子会社であるCricket Wireless向けとなり、Plus One Marketingが展開していたFREETELブランドではなく、Cricketブランドのスマートフォンとして展開することになる。
FCCでは申請者がPlus One Marketingとなっているが、Plus One Marketingは2018年1月9日付けでFREETELブランドと携帯端末事業をMAYA SYSTEMに譲渡した。
認証の実施日は2017年11月22日で、Plus One Marketingの製品として認証を実施したため、Plus One Marketingが認証の申請者として公示されている可能性がある。
Cricket Waveのスペックの一部も判明している。
OSにはAndroid 7.1 Nougat Versionを採用する。
チップセットはQualcomm Snapdragon 210 (MSM8909)で、CPUはクアッドコアとなっている。
ディスプレイは約5.1インチHD(720*1280)IPS液晶を搭載している。
カメラはリアに約800万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2300(B30)/1900(B2)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B12) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)となる。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)にも対応している。
システムメモリの容量は2GBで、内蔵ストレージの容量は16GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックはリチウムイオン電池で、容量は2500mAhとなっている。
コードネームはNinjaとして開発した模様である。
FCCでは実機画像や取扱説明書なども公開されている。
FCC – Plus One Marketing FTU18A00
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