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インド6位の携帯電話事業者Aircelが倒産



インドの移動体通信事業者(MNO)であるAircelが経営破綻したことが分かった。

2016年破産倒産法に基づく会社破産処理手続きの開始を申請したと発表した。

AircelとAircelの子会社であるAircel CellularおよびDishnet Wirelessは債務不履行に陥り、2018年2月28日付けで国立会社法審判所に会社破産処理手続きの開始を申請し、事実上の倒産となった。

Aircelによると移動体通信事業者の新規参入に伴い競争が激化したほか、法的および規制上の難題に直面した影響で債務残高および純損失が増大し、財務状況が極めて厳しい状態に追い込まれたという。

困難の解決に向けて株主や債権者と議論を実施したが、資金調達などの合意には至らず、会社破産処理手続きの申請が最も適切な手段と説明している。

また、清算の手続きではないと強調しており、ベンダ、代理店、従業員などにとって可能な限り最善の解決策を見つけるための手続きとのことである。

Aircelはインドのハリヤーナー州・グルグラムに本社を置く企業で、1999年に事業を開始した。

10社の移動体通信事業者がひしめき合うインドにおいて、2017年12月末時点の加入件数は約8,499万件で6位、占有率は約7.28%となっている。

マレーシアに本社を置くMaxis Communicationsの子会社で、Maxis Communicationsは全額出資子会社のGlobal Communication Services Holdings (GCSHL)を通じてAircelを所有し、持分比率は間接的に74%である。

Aircel

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