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韓国で6月に5G向け周波数オークションを開催へ、3.5GHz帯と28GHz帯を割当



韓国(南朝鮮)の政府機関で電気通信分野などを管轄する科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)は第5世代移動通信システム(5G)向け周波数オークションを2018年6月に開催することが韓国メディアの報道で分かった。

5G向け周波数はオークションを通じて割当先を決定するが、5G向け周波数オークションの実施に先立ち、科学技術情報通信部は周波数割当案などが盛り込まれた電波法施行令の改正案を用意しており、最終的な調整に入ったという。

科学技術情報通信部の内部で改正案を承認次第、2018年4月中旬に5G向け周波数割当案の公聴会を実施し、2018年5月に5G向け周波数割当を公告する計画である。

2018年5月には5G向け周波数オークションの参加申請も受け付け、2018年6月に5G向け周波数オークションを実施する。

5G向け周波数オークションは2018年6月中に完了する計画で、周波数を獲得した移動体通信事業者(MNO)各社はすぐに5Gネットワークの構築に着手し、2019年3月に5Gサービスの商用化を目指す。

周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯とミリ波(mmWave)の28GHz帯を割当する計画で、いずれも5G向けの有力な候補周波数帯とされている。

割当する帯域幅は3.5GHz帯を300MHz幅、28GHz帯を3000MHz幅とする方向で検討中であるが、最終決定の段階で割当する帯域幅が減少する場合もあるという。

3.5GHz帯は5Gの導入初期に利用する周波数帯として世界各地で有力視されており、さらに割当対象の帯域幅やエリア設計も踏まえて、28GHz帯より3.5GHz帯の方が競争が激しくなる見込み。

ファイナンシャルニュース

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