SoftBank向けMOTOROLA RAZR M (201M/XT902)はTD-LTEに対応
- 2012年09月10日
- SoftBank-MOTOROLA
総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2012年6月に通過した端末が公示された。
SoftBank向けのMotorola Mobility Japan製TD-LTE(AXGP)/W-CDMA端末「XT902」が2012年6月14日付けでDSPRを通過した。
XT902は下記の無線種別でDSPRを通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
第2条第19号に規定する特定無線設備
第2条第19号の3に規定する特定無線設備
第2条第19号の3の2に規定する特定無線設備
第2条第54号に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはTD-LTE(AXGP) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1500(XI)/900(VIII) MHzで通過している。
第2条第54号に規定する特定無線設備はTD-LTEと互換性を有するとされているAXGP方式の無線種別であり、TD-LTE(AXGP)方式の通信に対応していることが分かる。
SoftBankはTD-LTE(AXGP)サービスをWireless City PlanningのMVNOでSoftBank 4Gとして提供している。
また、W-CDMA 2100(I)/1500(IX)/900(VIII) MHzにも対応しており、プラチナバンドと呼称しているW-CDMA 900(VIII) MHzのエリアでも使用可能である。
他にBluetoothや無線LANの周波数帯でも通過している。
無線LANの周波数帯は2.4GHz帯に加えて、5.xGHz帯にも対応している。
規格はIEEE 802.11 a/b/g/nに対応する模様だ。
モバイルネットワークの対応周波数等からXT902はSoftBank向けのスマートフォンとなることが分かる。
XT902はメーカー型番であり、キャリア型番は201Mとなる。
海外向けに発表されているMOTOROLA RAZR Mがベースとなっている。
MOTOROLA RAZR Mはedge-to-edgeデザインを採用しており、ベゼルの横幅が非常に狭く設計されている。
日本独自機能としてFeliCaにも対応する模様だ。
SoftBank向けにMOTOROLAブランドの端末を供給するのはVodafone時代を含めて約8年ぶりで、SoftBankになってからは初めてである。
2012年の秋以降にSoftBank 4G対応スマートフォンとして登場する見通しだ。
・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm
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