南スーダン政府、携帯電話事業者Vivacellを閉鎖
- 2018年03月28日
- 海外携帯電話
南スーダン政府は同国の移動体通信事業者(MNO)でVivacellブランドを展開するNetwork of the Worldを閉鎖させた。
Network of the Worldの閉鎖に先立ち、南スーダンの政府機関で電気通信分野を管轄する国家通信庁(National Communication Authority:NCA)は公告を通じて情報通信技術大臣の指令に基づきNetwork of the Worldのすべての業務を閉鎖させると告知していた。
業務の閉鎖は2018年3月20日より有効であるが、顧客が不便を被る可能性を考慮して一部のサービスを除いて業務の閉鎖まで1週間の猶予を与えた。
なお、国際SMSおよび国際電話は2018年3月20日に停止した。
Network of the Worldは南スーダンで移動体通信事業を開始以降、未払いのライセンス料が6,600万米ドル(約70億円)に達しており、南スーダン政府はライセンス料の未払いを問題視してNetwork of the Worldの閉鎖を決めた。
2018年3月27日をもってすべての業務を閉鎖させられており、モバイルネットワークは2018年3月27日から2018年3月28日にかけて夜間に停波した。
Network of the Worldの加入件数は停波の時点で900,000件程度とされている。
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