中国向けにHUAWEI P20 Proを発表、256GBモデルを用意
- 2018年03月30日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「HUAWEI P20 Pro」を中国向けに発表した。
高性能なカメラを搭載したハイスペックなスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.1 Oreo Versionを採用する。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 8.1を導入している。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 970となる。
CPUはクアッドコアの2.36GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなっている。
なお、HUAWEI Kirin 970はAI対応のチップセットとしており、Neural Network Processing Unit (NPU)と呼ばれるAI処理専用のユニットが統合されている。
ディスプレイは約6.1インチFHD+(1080*2240)有機ELを搭載する。
画素密度は408ppiに達し、上部中央は切り欠きがある形状となる。
カメラはリアに約4000万画素CMOSイメージセンサ、約2000万画素CMOSイメージセンサ、約800万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントに約2400万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアのトリプルカメラは約4000万画素CMOSイメージセンサがRGBセンサ、約2000万画素CMOSイメージセンサがモノクロセンサ、約800万画素CMOSイメージセンサが望遠レンズカメラとなる。
Huawei TechnologiesはドイツのLeica Cameraと長期技術提携を締結しており、カメラにはLeica Cameraの技術が導入されている。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応している。
LTE DL Category 18、キャリアアグリゲーション(CA)を高度化した5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)、256QAM、4×4 MIMOに対応し、通信速度は下り最大1.2Gbpsとなる。
なお、下り最大1.2Gbpsは3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に加えて、すべての搬送波で256QAMおよび4×4 MIMOを適用して実現する。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
デュアルSIMデュアルVoLTE (双卡双VoLTE/DSDV)に対応するため、優先のSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、第二のSIMカードではFDD-LTE/TD-LTE方式でも同時待機が可能となる。
Bluetoothや無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は64GB、128GB、256GBを用意する。
IP67に準拠した防水性能および防塵性能を備える。
電池パックは内蔵式で、容量は4000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
フロントには指紋認証センサを搭載する。
カラーバリエーションは極光色、桜粉金、宝石藍、亮黒色の4色展開である。
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