FirstNetや防爆に対応した高耐久性スマホSonim XP8を発表
- 2018年04月03日
- Android関連
米国のSonim TechnologiesはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「Sonim XP8」を発表した。
LTEベースの公共安全用ネットワークであるFirstNetに対応したタフネスなスマートフォンである。
FirstNetはFDD-LTE 700(B14) MHzを利用して米国全土で構築する公共安全用のネットワークで、Sonim XP8ではFirstNetを利用できる。
OSにはAndroid 7.0 Nougat Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdrgaon 630 Mobile Platform (SDM630)を搭載する。
CPUはクアッドコアの2.2GHzとクアッドコアの1.9GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約5.0インチFHD(1080*1920)液晶である。
カメラはリアに光学手ブレ補正対応の約1200万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2300(B30)/2100(B1)/ 1900(B2/B25)/1800(B3)/1700(B4/B66)/ 900(B8)/850(B5)/800(B20/B26)/ 700(B12/B13/B14/B28/B29) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応している。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
IP69Kに準拠した防水性能や防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810G Method 516.7: Shock-Procedure IVに準拠した耐久性も有する。
また、Class I, II, III, Division 2の基準を満たした防爆構造となる。
電池パックはリチウムイオン電池で、容量は4900mAhとなっている。
米国で移動体通信事業者(MNO)のAT&T Mobilityが取り扱うことが決まっており、定価は699.99米ドル(約74,000円)に設定されている。
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