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タイで1.8GHz帯の4G周波数オークションを8月4日に開催



タイの政府機関で電気通信分野の規制を担う国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission:NBTC)は移動体通信向け1.8GHz帯の周波数オークションを2018年8月4日に開催すると発表した。

タイの移動体通信事業者(MNO)でdtacブランドを展開するTotal Access Communicationがタイの移動体通信事業者で国有企業のCAT Telecomより借用で利用する1.8GHz帯の45MHz幅*2が2018年に満期を迎えるため、その1.8GHz帯の45MHz幅*2を周波数オークションで再割当する。

具体的な周波数範囲は1740.0~1785.0 MHzおよび1835.0~1880.0 MHzとなり、ロット数は1740.0~1755.0 MHzおよび1835.0~1850.0 MHz、1755.0~1770.0 MHzおよび1850.0~1865.0 MHz、1770.0~1785.0 MHzおよび1865.0~1880.0 MHzの3ロットである。

1ロットあたりの最低入札額は374億5,700万タイバーツ(約1,297億円)で、有効期間は15年間となっている。

1.8GHz帯は第4世代移動通信システム(4G)で利用する前提となり、落札に成功すればFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)で運用することになる。

既存の移動体通信事業者や移動体通信事業への新規参入を狙う企業が参加の申請を提出できるが、2015年に開催した移動体通信向け900MHz帯の周波数オークションではJasmine Internationalの子会社であるJas Mobile Broadbandがライセンス料を支払えず落札が無効化された事案があり、Jasmine Internationalおよびその子会社は2018年8月4日に開催する周波数オークションへの参加が禁じられる。

NBTC

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