豪州の携帯電話事業者Vodafone Hutchison Australiaが2Gの停波を開始
- 2018年05月01日
- 海外携帯電話
豪州の移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Hutchison Australia (VHA)はGSM方式のネットワークの停波を開始した。
Vodafone Hutchison AustraliaはGSM方式で2Gサービスを提供するが、GSM方式のネットワークの停波を開始する日程は特別地域および州によって異なり、停波の作業は順次実施する。
ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズなどを擁するクイーンズランド州では2018年4月30日よりGSM方式のネットワークの停波を開始しており、2Gサービスは利用不可となる。
また、ビクトリア州およびタスマニア州では2018年5月14日、西オーストラリア州、南オーストラリア州、ノーザンテリトリーでは2018年5月28日、オーストラリア首都特別地域およびニューサウスウェールズ州では2018年6月14日よりGSM方式のネットワークの停波を開始する予定である。
Vodafone Hutchison Australiaの2Gサービスは前身のVodafone Australiaが1993年10月に商用化し、長期にわたり豪州の人々のモバイルコミュニケーションを支えてきたが、商用化から約24年半で役割を果たす。
海外領土を除いた豪州本土ではすでにTelstraおよびSingtel OptusがGSM方式による2Gサービスを終了しており、Vodafone Hutchison Australiaが2Gサービスを終了すれば鉄道事業者を除く豪州本土のすべての移動体通信事業者が2Gサービスを終えることになる。
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