HTCが2018年Q1の業績を発表、12四半期ぶりの黒字も喜べず
- 2018年05月09日
- 海外携帯電話
台湾のHTC (宏達国際電子)は2018年第1四半期の業績を発表した。
2018年第1四半期の連結売上高は前年同期比39.5%減の87億8,874万3,000台湾ドル(約322億円)、営業損失は前年同期比119.7%増の51億7,896万4,000台湾ドル(約190億円)、当期純利益は前年同期比1137.6%増の210億8,956万4,000台湾ドル(約773億円)となった。
12四半期ぶりに黒字を記録したことになる。
HTCは2018年第1四半期に米国のGoogleに対して一部資産の売却を完了しており、売却収入を営業外収入として計上し、営業外収入は前年同期比9,864.5%増の315億7,374万4,000台湾ドル(約1,157億円)となった。
Googleとの取引による一時的な営業外収入が黒字転換の要因で、前年同期比では減収および営業損失の大幅な拡大を記録しているため、HTCとしては黒字転換を果たすも喜べない状況である。
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