Snapdragon 710を搭載したXiaomi Mi 8 SEを発表
- 2018年05月31日
- Android関連
中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「Xiaomi Mi 8 SE (小米8 SE)」を発表した。
Xiaomi (小米)グループの創立8周年を記念したフラッグシップのスマートフォンとなるXiaomi Mi 8の廉価版である。
OSにはAndroidをベースとするMIUIを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 710 Mobile Platform (SDM710 AIE)を搭載する。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大2.2GHzとなっている。
ディスプレイはSamsung Display製の約5.88インチFHD+(1080*2244)AMOLEDで、画素密度は423ppiとなる。
アスペクト比が18.7:9となり、上部中央は切り欠きを有する形状に仕上げている。
カメラはリアにAI (人工知能)による撮影シーンの自動認識に対応した約1200万画素CMOSイメージセンサと約500万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約2000万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
キャリアアグリゲーション(CA)やLTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
デュアルSIMデュアルVoLTE (双卡双VoLTE/DSDV)に対応するため、優先のSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、第二のSIMカードではFDD-LTE/TD-LTE方式でも同時待機が可能である。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応する。
全球測位衛星システムはGPS、Glonass、BeiDou (北斗)、Galileoを利用できる。
システムメモリの容量は4GBまたは6GBで、内蔵ストレージの容量は64GBのみとなる。
電池パックは内蔵式で、容量は3120mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、急速充電に対応している。
生体認証は指紋認証を利用できる。
カラーバリエーションは亮紅、亮藍、金色、深灰の4色展開となる。
中国で販売することが決まっており、価格はシステムメモリの容量が4GBのモデルが1,799人民元(約31,000円)、6GBのモデルが1,999人民元(約34,000円)に設定されている。
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