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koryolinkに出資するOTMTが社名変更へ、Orascom Investment Holdingに



エジプトのOrascom Telecom Media and Technology Holding (OTMT)は社名を変更することが決まった。

Orascom Telecom Media and Technology Holdingは2018年6月5日の14時30分(エジプト時間)から15時30分(同)にエジプトの首都・カイロ市内のホテルで臨時総会を開催し、社名および登記上の本店所在地の変更を決議したと案内している。

まずは社名をOrascom Telecom Media and Technology HoldingからOrascom Investment Holdingに変更することを全会一致で決議した。

正式な社名はOrascom Telecom Media and Technology Holding S.A.E.からOrascom Investment Holding S.A.E.となる予定である。

次に登記上の本店所在地をカイロ市内にあるナイルシティタワーズ・サウスタワーの26階から29階に変更することを全会一致で決議した。

Orascom Telecom Media and Technology HoldingはエジプトのOrascom Telecom Holdingから分割した事業を移管する目的で設立された。

オランダに本社機能を置く英領バミューダ諸島のVimpelComはOrascom Telecom Holdingを買収して子会社化したが、買収対象の資産に含まない事業を切り離し、Orascom Telecom Media and Technology Holdingが引き継いだ。

VimpelComは移動体通信事業ではアルジェリア、パキスタン、バングラデシュ、イタリア、ジンバブエの事業を買収対象の資産とし、買収対象外の資産としたエジプト、朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)、レバノンの事業をOrascom Telecom Media and Technology Holdingが承継しており、2018年5月時点でOrascom Telecom Media and Technology Holdingは北朝鮮とレバノンで移動体通信事業に参画する。

北朝鮮では同国の移動体通信事業者(MNO)であるCHEO Technology JV Company (逓オ技術合作会社)に出資しており、出資比率は75%となっている。

レバノンでは子会社のOrascom Telecom Lebanonを通じて、レバノン政府との管理契約に基づいてレバノン国有の移動体通信事業者であるMobile Interim Company 1 (MIC1)の運営を担う。

なお、Orascom Telecom HoldingはGlobal Telecom Holdingに、VimpelComはVEONに社名を変更している。

Orascom Telecom Media and Technology Holding

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