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スペインで5G向け周波数オークションを開始



スペインの政府機関である経済企業省(Ministry of Economy and Business)は第5世代移動通信システム(5G)向けの周波数オークションを開始した。

2018年7月18日より周波数オークションを実施しており、Grupo MASMOVIL、Orange Espagne、Telefonica Moviles Espana、Vodafone Espanaの4社が周波数オークションに参加している。

対象の周波数は3600.0~3800.0 MHzの200MHz幅で、1ブロックは一律で5MHz幅となり、合計で40ブロックとなる。

1ブロックあたりの最低入札額は250万ユーロ(約3億2,856万円)である。

1社が取得できる最大のブロック数は24ブロック、すなわち120MHz幅までに設定されている。

3400.0~3800.0 MHzは欧州で5Gの導入初期の主要な周波数帯と有力視されているが、3400.0~3600.0 MHzの一部は割当済みであるため、5G向けには3600.0~3800.0 MHzを先に割当する。

なお、5Gの通信方式としてはNR方式を導入する見込みで、3400.0~3800.0 MHzはn77およびn78に含まれるが、n78で5Gを商用化する可能性が高い。

経済企業省

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