JRC日本無線のコンパクトLTEシステム、アイ・キャンの地域BWAで採用
- 2018年07月25日
- Regional BWA
Japan Radio (日本無線:以下、JRC日本無線)はIwakuni Cable Network (アイ・キャン)が地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の商用サービスでJRC日本無線のコンパクトLTEシステムを採用すると発表した。
Iwakuni Cable Networkは公共の安全および安心への寄与を目的に、2018年秋より山口県岩国市および山口県和木町で地域BWAの商用サービスの提供を開始する予定である。
JRC日本無線が提供するコンパクトLTEシステムは一般的なLTEシステムとして利用されている全国共同型LTEコア方式とは異なり、各通信事業者が自局内に専用のLTEコアを持てるため、災害に強く秘匿性が高いシステムを構築できるという。
コア装置と無線基地局間は光ファイバ接続が一般的であるが、コンパクトLTEシステムはIP接続が可能であるため、距離や設置場所の制約がないとアピールしている。
Iwakuni Cable NetworkはコンパクトLTEシステムの特徴を高く評価し、地域BWAの商用サービスの導入にあたり、JRC日本無線が提供するコンパクトLTEシステムの採用を決定したとのことである。
なお、Iwakuni Cable Networkは岩国市に本社を置く企業で、岩国市、和木町、山口県周防大島町を事業範囲としている。
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