タイ当局、SIMカードの登録枚数に上限を設定
- 2018年07月27日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信分野などの規制を担う国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission:NBTC)はひとり当たりのSIMカードを登録できる回線数に上限を設定した。
タイの通信事業者が提供するSIMカードは利用するにあたり生体情報を含めた個人情報の登録を実施する必要があるが、新たに国家放送通信委員会が承認した規則では、ひとり当たりの登録を行えるSIMカードの回線数は1の通信事業者につき5回線までとなる。
1の通信事業者につき5回線を超える回線数の登録を希望する場合、国家放送通信委員会に報告して通信事業者のサービスセンターで対象の回線を開通する必要がある。
本来、タイの通信事業者が発行したSIMカードは利用者自身の個人情報を登録して利用する必要があるが、登録済みのSIMカードを登録不要と称してタイ国内外で転売するなど不正利用が横行しており、国家放送通信委員会としては登録できる回線数に上限を設けて登録済みのSIMカードの転売などの防止を期待する。
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