イタリアのFASTWEBがTiscaliより3.5GHz帯を取得、5Gで利用へ
- 2018年07月31日
- 海外携帯電話
イタリアのFASTWEBはイタリアのTiscaliと締結した戦略的提携に基づき、Tiscaliより3.5GHz帯を取得すると発表した。
Tiscaliは子会社のAriaを通じて3.5GHz帯の40MHz幅を保有しており、厳密にはFASTWEBはAriaより3.5GHz帯の40MHz幅を取得する。
すでにAriaは保有する3.5GHz帯の一部でTD-LTE方式を運用しているが、Ariaが保有する通信設備などもFASTWEBが取得する対象の資産に含まれている。
取引の完了後は、FASTWEBが3.5GHz帯や通信設備を完全に所有し、3.5GHz帯を利用したサービスを運用することになる。
戦略的提携には卸売契約も含まれており、Tiscaliは運用者がFASTWEBに移る3.5GHz帯を利用したサービスの再販を行う。
FASTWEBは第5世代移動通信システム(5G)を導入する目的で3.5GHz帯を取得しており、イタリアの主要都市で迅速に5Gを展開する計画という。
5Gでは導入初期の周波数として3.5GHz帯が有力視されており、すでに複数の国で5G向けに3.5GHz帯の割当が完了している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。