インドにおける2018年5月の携帯電話加入件数が判明
- 2018年08月01日
- 海外携帯電話
インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)はインドにおける2018年5月18日時点の携帯電話サービスの加入件数を公表した。
アーバンエリアでは前月18日の約6億2,452万件から増加して約6億2,566万件に、ルーラルエリアでは前月18日の約5億55万件から増加して約5億534万件となった。
合計では約11億3,101万件となり、前月18日の約11億2,507万件から増加した。
携帯電話事業者別の占有率も公開されており、2018年5月末時点で1位がBharti Airtel Limitedで約30.46%、2位がVodafone India Limitedで約19.67%、3位がIdea Cellular Limitedで約18.94%、4位がReliance Jio Infocomm Limitedで約18.17%、5位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約9.98%、6位がTata Teleservices Limited (TTSL)で約2.44%、7位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.31%、8位がReliance Communications Ltdで約0.02%となった。
8社の携帯電話事業者のうち国営企業が2社で約10.29%、民間企業が6社で約89.71%となっている。
携帯電話事業者別で最大の純増はBharti Airtel Limitedの35,860,606件、最大の純減はIdea Cellular Limitedの2,531,446件である。
2018年5月にはBharti Airtel LimitedがTelenor (India) Communications Private Limitedの買収を完了し、Telenor (India) Communications Private Limitedの買収がBharti Airtel Limitedの純増数にも反映されており、またインドの携帯電話事業者は9社から8社に減った。
インドではVodafone India LimitedとIdea Cellular Limitedが経営統合で合意、Bharti Airtel LimitedはTata Teleservices Limitedより携帯電話事業の買収で合意、Reliance Jio Infocomm LimitedはReliance Communications Ltdより携帯電話事業の買収で合意しており、すべての取引が完了すれば携帯電話事業者は5社まで減少することになる。
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