インド当局、5G向けに3.5GHz帯を割当へ
- 2018年08月04日
- 海外携帯電話
インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)はこれからの周波数オークションに関する勧告を発表した。
移動体通信向けに700MHz帯、800MHz帯、900MHz帯、1.8GHz帯、2.1GHz帯、2.3GHz帯、2.5GHz帯、3.5GHz帯の割当を実施するよう推奨している。
一部または大部分が割当済みの周波数も含まれているが、その周波数は完全な割当を想定していると思われる。
また、インドではテレコムサークル単位で周波数の割当を実施しており、一部の周波数は一部のテレコムサークルでは利用できない。
割当の実施を推奨する周波数のうち3.5GHz帯は3300.0~3600.0 MHzとなり、第5世代移動通信システム(5G)での利用を想定している。
3300.0~3600.0 MHzはNR Bandのn77またはn78に該当し、インドでは5Gの導入初期は3.5GHz帯を利用する見込み。
周波数オークションの実施が確定したわけではないが、インド電気通信規制庁の勧告に基づいて、本格的に周波数オークションの実施に向けて調整を進めると思われる。
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