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タイの1.8GHz帯の周波数オークション、条件変更でAISとdtacが参加へ



タイの政府機関で電気通信分野の規制を担う国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission:NBTC)は2018年8月19日に1.8GHz帯の周波数オークションを実施する。

周波数オークションの開催に先立ち、国家放送通信委員会は周波数オークションへの参加の申請を受け付けており、Advanced Info Service (AIS)の子会社であるAdvanced Wireless Network (AWN)とTotal Access Communicationの子会社であるdtac TriNet (DTN)が参加を申請した。

国家放送通信委員会は申請者の適格審査を実施し、2018年8月15日に適格審査を通過した最終的な入札参加資格者を発表する予定である。

Advanced Wireless Networkとdtac TriNetはタイの移動体通信分野で大手3社の一角を成しており、順当に適格審査は通過すると思われる。

Total Access CommunicationはタイのCAT Telecomより借用で1.8GHz帯を利用しているが、その有効期限が2018年に迎えるため、dtac TriNetを通じて周波数の利用権を獲得し、実質的に継続して1.8GHz帯を使えるようにする狙いがある。

なお、当初の計画では2018年8月4日に1.8GHz帯の周波数オークションを開催すると発表していた。

しかし、参加者なしのため周波数オークションの開催が中止となり、国家放送通信委員会が参加者の負担を抑えるよう条件を修正したところ、Advanced Wireless Networkとdtac TriNetが参加を申請した。

当初は15MHz幅を3ロットで、1ロットあたりの最低入札額を374億5,700万タイバーツ(約1,251億円)に設定していたが、5MHz幅を9ロットに変更して、1ロットあたりの最低入札額を124億8,600万タイバーツ(約417億円)に下げた。

NBTC

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