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モバイル端末向けベースバンドチップの世界シェアが明らかに、クアルコムが首位を独走



米国の調査会社であるStrategy Analyticsは2013年の世界におけるモバイル端末向けベースバンドチップのシェアを明らかにした。
首位は米国のQualcommでシェアを64%とし、首位を独走する状態となっている。
2位は台湾のMediaTekで12%、3位は米国のIntelで8%である。
シェアは出されていないが、4位は中国のSpreadtrumで、5位は米国のBroadcomとなる。
Qualcommは幅広く採用されており、シェアは2012年から大幅に伸ばしている。
MediaTekは低価格帯の端末を中心に採用が広がっている。
これまではLTE対応のベースバンドチップはQualcommの独占状態であったが、各社が相次いで発表しているので、それらを搭載した端末が増えればシェアにも変動が生じると思われる。
トップ5には入っていないが、MarvellやNVIDIAもLTE対応のベースバンドチップを開発しており、今後の動向を注視したい。
FUJITSUとNTT docomoとNECの共同出資で、清算される見込みのAccess Network Technologyはゼロに近いシェアと思われる。
・Strategy Analytics
http://www.strategyanalytics.com/default.aspx?mod=pressreleaseviewer&a0=5482

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