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米国のVerizon Wirelessが10月1日に5Gを世界初の商用化、独自規格の5GTFで



米国の移動体通信事業者(MNO)であるVerizon Wirelessは2018年10月1日に第5世代移動通信システム(5G)を商用化すると発表した。

Verizon 5G Homeとして固定通信向けに5Gを商用化する。

テキサス州ヒューストン、インディアナ州インディアナポリス、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サクラメントで2018年9月13日の8時(東部夏時間)より加入の申請を受け付け、2018年10月1日より利用できる。

ヒューストン、インディアナポリス、ロサンゼルス、サクラメントの顧客に対しては、特別な割引として3ヶ月間は無料で提供し、その後の月額料金はVerizon Wirelessが提供する特定のスマートフォン向けプランを契約中の顧客は月額50米ドル(約5,600円)、それ以外の顧客は月額70米ドル(約7,800円)となる。

月額料金は税込で年間契約は不要としており、ハードウェアなどの追加費用も発生しない。

通信速度は通常であれば300Mbps前後で、場所によっては1Gbps近くも期待できるという。

通信方式はVerizon Wirelessの独自規格である5GTF方式を採用し、周波数はミリ波(mmWave)を利用する。

Verizon Wirelessが早期に開発を進めた5GTFの採用によって、標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)が5Gの要求条件を満たすために規定したNR方式よりも早期に5Gの商用化を実現できる。

ただ、これからはNR方式が国際的に標準となるため、5GTF方式はNR方式に置き換える方針で、5GTF方式の顧客には無償でNR方式の機器へのアップグレードを提供する予定という。

また、ヒューストン、インディアナポリス、ロサンゼルス、サクラメント以外の都市ではNR方式で5Gを導入する見込み。

Verizon Wireless

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