インドの携帯電話事業者Jio、7月は加入件数で2位に
- 2018年09月25日
- 海外携帯電話
インドの政府機関で電気通信分野の規制を管轄するインド電気通信規制庁(Telecom Regulatory Authority of India:TRAI)はインドにおける2018年7月18日時点の携帯電話サービスの加入件数を公表した。
アーバンエリアでは前月18日の約6億3,360万件から増加して約6億3,971万件に、ルーラルエリアでは前月18日の約5億1,289万件から増加して約5億1,733万件となった。
合計では約11億5,704万件となり、前月18日の約11億4,649万件から増加した。
携帯電話事業者別の占有率も公開されており、2018年7月末時点で1位がBharti Airtel Limitedで約29.81%、2位がReliance Jio Infocomm Limitedで約19.62%、3位がVodafone India Limitedで約19.30%、4位がIdea Cellular Limitedで約19.07%、5位がBharat Sanchar Nigam Limited (BSNL)で約9.80%、6位がTata Teleservices Limited (TTSL)で約2.10%、7位がMahanagar Telephone Nigam Limited (MTNL)で約0.30%、8位がReliance Communications Ltdで約0.004%となった。
Reliance Jio Infocomm Limitedは前月の4位から2位に上昇した。
なお、Reliance Jio Infocomm Limitedは2016年9月に新規参入しており、新規参入から2年で2位まで成長したことになる。
ただ、2018年8月下旬にVodafone India LimitedとIdea Celular Limitedが統合してVodafone Idea Limitedが誕生し、2018年8月末時点では1位がVodafone Idea Limited、2位がBharti Airtel Limited、そして3位がReliance Jio Infocomm Limitedとなる見込み。
8社の携帯電話事業者のうち国営企業が2社で約10.10%、民間企業が6社で約89.90%となっている。
携帯電話事業者別で最大の純増はReliance Jio Infocomm Limitedの1,179万6,630件、最大の純減はTata Teleservices Limitedの235万7,690件である。
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