レバノンの携帯電話事業者touchが5Gのトライアルを実施
- 2018年10月11日
- 海外携帯電話
レバノンの国有企業で同国の移動体通信事業者(MNO)であるMobile Interim Company 2 (MIC2)は第5世代移動通信システム(5G)のトライアルを実施したと発表した。
中国のHuawei Technologies (華為技術)と協力し、レバノンの首都・ベイルートに位置するレバノン首相府内で5Gネットワークを構築したという。
5Gのトライアルでは高速通信のデモンストレーションなどを披露しており、通信速度は1.5Gbpsを記録したとのことである。
周波数は商用サービスと同じCバンドと案内しており、3.5GHz帯を利用したと思われる。
また、レバノンでは3.5GHz帯で5Gを商用化する計画と分かる。
Mobile Interim Company 2はブランド名をtouchとして展開しており、Zainブランドを展開するクウェートのMobile Telecommunications Companyの子会社でレバノンのMobile Telecommunications Company Lebanonが管理を担う。
Mobile Telecommunications Companyはクウェートで5Gネットワークの運用を開始しており、Mobile Telecommunications Companyが保有する技術を積極的にMobile Interim Company 2のネットワークへ取り入れるという。
なお、レバノンではこれまでにエジプトのOrascom Investment Holding (OIH)の子会社でレバノンのOrascom Telecom Lebanonが管理するMobile Interim Company 1 (MIC1)がスウェーデンのEricssonと共同で5Gの実験を実施したことが分かっている。
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