LGのスマホ事業は2020年に黒字化を目標、フォルダブルスマホも準備
- 2018年10月08日
- Android関連
韓国のLG Electronicsは2020年にMC (Mobile Communications)事業本部の黒字化を目指していることが韓国メディアの報道で分かった。
LG Electronicsでスマートフォン事業を担うMC事業本部はLG V40 ThinQの発表に合わせて記者会見を実施し、MC事業本部の部長が黒字化について言及したという。
MC事業本部は2018年第2四半期まで13四半期連続で赤字を記録するなど業績が低迷している。
再建に向けて構造改善に努めており、2019年には2018年比で赤字幅が相当縮小し、2020年には黒字転換を達成できるとの見方を示した。
MC事業本部の主力製品となるスマートフォンの計画については、第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンや折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したスマートフォンの計画が具体化しているという。
特に5Gに対応したスマートフォンは長期にわたり準備を進めてきたと主張している。
早期に5Gに対応できるメーカーは世界的に多くなく、LG Electronicsは5Gに対応したスマートフォンが業績の改善に貢献するだろうと期待感を表した。
LG Electronicsは2019年前半にSoftBank Group傘下で米国の移動体通信事業者(MNO)であるSprint向けに5Gに対応したスマートフォンを投入すると発表しており、LG V40 ThinQと同じ外観で5Gに対応したスマートフォンをLG V45 ThinQとして発売するとの情報も出ている。
また、LG Electronicsはブランド戦略の改善にも取り組んでおり、早ければ2019年にもCYONブランドを復活させる模様である。
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