中国の地下鉄で初めて漏洩同軸ケーブルを導入、長春地下鉄2号線で
- 2018年10月08日
- 海外携帯電話
長春軌道交通2号線(長春地鉄2号線)で漏洩同軸ケーブル(LCX)を導入して携帯電話サービスのエリアを構築したことが分かった。
中国の東北部に位置する吉林省の省都・長春市では2018年8月30日に長春軌道交通2号線の双豊駅から東方広場駅まで開通した。
長春軌道交通2号線では携帯電話サービスのエリアを構築するにあたり、中国の地下鉄としては初めて漏洩同軸ケーブルを導入したという。
中国では移動体通信事業者(MNO)の基地局設備は移動体通信事業者各社などが共同出資する中国のChina Tower (中国鉄塔)が建設および所有し、China Towerが移動体通信事業者に基地局設備をリースする事業形態となる。
そのため、長春軌道交通2号線における携帯電話サービスのエリアの構築はChina Towerの吉林省分公司が主導した。
China Towerの吉林省分公司はGuangdong Planning and Designing Institute of Telecommunications (広東省電信規画設計院)、Zhongtian Shepin Cable (中天射頻電纜)、Shenzhen Huawei Technical Service (深圳市華為技術服務)、Wuhan Hongxin Telecommunication Technologies (武漢虹信通信技術)、Guangdong Public Communication Construction Prudential Supervision (広東公誠通信建設監理)など中国の各企業と協力して長春軌道交通2号線で携帯電話サービスのエリアを構築したという。
漏洩同軸ケーブルを導入したことで、駅間でも均一な信号強度を実現できるとアピールしている。
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