サウジアラビア当局、Mobilyに新規契約の禁止を命令
- 2018年10月11日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの政府機関で電気通信分野の規制を担う通信情報技術委員会(Communications and Information Technology Commission:CITC)はサウジアラビアの移動体通信事業者(MNO)でMobilyブランドを展開するEtihad Etisalat Companyに対して新規契約の禁止を命じた。
これにより、Etihad Etisalat Companyはポストペイド契約およびプリペイド契約で新規契約の受け付けを中断する。
既存のEtihad Etisalat Companyの加入者はポストペイド契約とプリペイド契約ともに影響を受けない。
外国人労働者が多いサウジアラビアではサウジアラビア国民の失業率を下げるために、一定割合以上のサウジアラビア人の雇用を強制する政策としてサウダイゼーションを導入している。
電気通信分野もサウダイゼーションの対象であるが、Etihad Etisalat Companyは役員級の人員でサウダイゼーションの順守に失敗したという。
これまで、通信情報技術委員会はEtihad Etisalat Companyに対してサウダイゼーションの基準を満たすよう要求してきたが、Etihad Etisalat Companyはサウダイゼーションの基準を満たせず、通信情報技術委員会は新規契約を禁止する厳しい処分を発動した。
新規契約を禁止する期間は公表しておらず、Etihad Etisalat Companyがサウダイゼーションの基準を満たすまで有効と思われる。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。