南アフリカの携帯電話事業者VodacomがEVSを導入
- 2018年11月18日
- 海外携帯電話
南アフリカの移動体通信事業者(MNO)であるVodacomはEVS (Enhanced Voice Services)を導入すると発表した。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)において、より広い音声周波数帯域に対応する音声コーデックのEVSを導入するという。
これにより、従来のVoLTEよりも高音質な音声通話が利用可能となる。
音声周波数は従来のVoLTEが50Hz~7kHzで、EVSが50Hz~14.4kHzとされている。
ヒトの耳の可聴域は20Hz~20kHzとされているため、EVSの導入によってヒトの耳の可聴域に近づいたことになる。
EVSを利用できる端末は限られており、Vodacomが提供する一部のスマートフォンでEVSを利用できる。
なお、Vodacomは英国のVodafone Groupの子会社である南アフリカのVodacom Groupの子会社である。
Vodafone Groupによる普通株式の持分比率はVodacom Groupが64.52%、VodacomがVodacom Groupを通じて60.49%となっている。
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